今回の扉の向こうは、102号室に住む児嶋家編。
住んでいるのは児嶋佳世・俊明の夫婦2名。
旦那はまだマンション内で姿を見たことがありませんが、2人の過去~現在に至る話&佳世がこどもに執着する理由が明らかに!
この記事では、あなたの番です扉の向こう「児嶋編」のネタバレと感想をまとめています。
Contents
あなたの番です「扉の向こう」ネタバレ
ここから先は、あなたの番です「扉の向こう」児嶋編のネタバレとなっています。
5話でそらのことを”やすくん”と呼び、北川から「おかしい」と言われていた佳世。
やすくんとは一体、誰なのか?その秘密が描かれています。
俊明と佳世の夢
俊明と結婚して、山岡から児嶋に姓が変わった佳世。
結婚を機に、英会話教室を退職。マンションを購入して一緒に暮らし始めます。
夫の俊明は地図が大好き。地図会社に勤め、日本全国を回る日々を過ごしていました。
仕事だけでは飽き足らず、休日は一緒に旅行へ行くことも多かった児嶋夫婦。
旅行中に通ったルートで日本地図に『カヨ♡トシアキ』の文字を描いてハイタッチ。
©NTV
いつか子どもができたら、世界地図でやり直そうと約束していた児嶋夫婦ですが、なかなか子どもを授かることができません。
佳世は、検査を受けてみると言い、俊明にも一緒に受けてほしいと頼みます。
不妊の原因は俊明だった
検査の結果、不妊の原因は俊明にあることが判明。
どうしても佳世・俊明・こどもの名前で世界地図を描くという夢を諦めきれない佳世は、顕微授精をしようと持ちかけます。
手術で精巣を切って、精子を取り出すと聞いて「うっ」とうめきながら股を押さえる俊明。
佳世は片方で見つからなくても、もう片方で見つかることもあるから2回チャンスがある!とアピールを続けます。
考えると答えた俊明ですが”切開しても見つからなかったら?”という不安がぬぐいきれず、手術を拒否しました。
子どもが欲しいと焦るあまり、俊明の男としての自信を傷つけていたことに気付いた佳世。
自分1人で何とかしようと、佳世だけで背負うことを決めました。
GPSの履歴で浮気を問い詰められる
しかし、日を追うごとに佳世と俊明の関係は望まぬ方向へと変化していきます。
自宅にゆきちゃんという人物から留守電がきたことに、佳世が怒ると「疑ったら終わりだろ」と逆ギレする俊明。
佳世は、ただ幸せな日々を取り戻したい一心である行動に出ます。
それは”精子提供ボランティアを行っている人から精子を提供してもらう”こと。
車につけていたというGPSの履歴で、佳世がラブホテルに行ったことを突き止めた俊明。
受精のため、ボランティア、善意の活動、注射で注入しただけ、などあくまで「不妊治療」としか考えていない佳世と大ゲンカになります。
「お前、おかしいよ…」
俊明の一言に、佳世は今まで1人で背負い込んできた不満が爆発。
切開しないこと、出張が多くて経済状況も十分じゃないことから養子縁組も拒否されたこと、悩んだ末の最後の希望だったのだと俊明を責めてしまいます。
「お前、何なんだよ。子ども、子どもって誰との子どもでもいいのかよ」
呆れる俊明に、佳世は「なぜ地図が好きなのか」と問いかけます。
関係ないだろと言いつつも、しつこく聞いてくる佳世に折れた俊明は「気付いたら好きだった」と答えました。
それを聞いて、2人の名前を描いた日本地図を目の前で破いた佳世。
怒る俊明に、佳世は「わたしの気持ちわかった!?わたしも、気づいたら大切だったのよ!」と叫びます。
「それを毎日毎日、ぐしゃぐしゃにされてるの。これからも、ずっと」
佳世の言葉に、「俺のせいで、ごめんな」と部屋を出ていった俊明。
この日から2人で眠ることはなくなり、佳世もあらゆる手を尽くしたにも関わらず子どもを授かることもありませんでした。
俊明の浮気が発覚
やがて、俊明の提案で佳世はこども向けの英会話教室を始めます。
マンションの子どもたちとふれあい、久しぶりに笑顔を取り戻した佳世。
俊明に楽しかった、これもあなたの提案のおかげと感謝の気持ちを告げました。
俊明は話を聞きながら「よかった」と笑い、携帯を見て「明日からまた出張だから、しばらく車使って大丈夫?」と佳世に聞きます。
「大丈夫だよ」と答えつつも、俊明の行動に違和感を感じた佳世は、車についているGPSを確認することに。
すると、そこにはルートの履歴で「ユキLOVE♡」の文字が…!
©NTV
子どもさえいれば、こんなことは起きなかったと佳世は絶望します。
こどもへの執着がはじまる
帰りが遅い北川の代わりに、そらと晩御飯を食べていた佳世。
インターホンが鳴り、「ママだ!」と帰ろうとするそらに「あれはセールスだよ」と言って帰しません。
最終的に、「すいません」と北川が声をかけたことで母親だと確信したそらは、佳世を振りきって外に出ます。
北川に対し、インターホンが壊れていたと言い訳する佳世。
そらは、すっかり怯えた様子で北川の手を掴んで走り去っていきます。
その後ろ姿を見守りながら、佳世は「またね、やすくん…」とつぶやきました。
やすくんというのは、佳世と俊明がまだ上手くいっていた頃に、子どもの名前として考えていたもの。
しかし、現実は子どもを授かることはないまま、俊明は荷物をつめて家を出ていきました。
「やすくん、やすくん、やすくん、やすくん…」
暗い部屋で何度も何度も、頭を抱えながら名前を呼ぶ佳世。
やがてコンコン、と扉をノックする音が聞こえて不気味な笑顔で玄関を振り返るのでした─…
あなたの番です「扉の向こう」児嶋夫婦編のネタバレ
同情はするけど、相変わらず怖い内容でしたね。
不妊に関しては悪意があったわけじゃないから、仕方のないことだけど”子どもが欲しい!”と切に願う佳世にとっては相当つらい現実だったんでしょう。
諦めるって選択もできず、かといって俊明の尊厳を傷つけてるのに気付きながら治療を続けるって選択もできず…追いつめられちゃったんだろうなぁ。
だからって、相談もなしにどこの馬とも知れない男の子を授かろうとしてる佳世も俊明からしてみれば怖かったよね。
とりあえず今回の物語の教訓は、こどもが欲しい人は、ブライダルチェック受けるべき!ってことだと思う。
2人の場合、たぶん結婚して地図を描くうちに欲しくなったみたいだから仕方ないけど…
これ佳世が交換殺人ゲームの場にいたら、北川の名前書いてそらくん引き取ろうとか考えてたかも!
参加してなくて良かったよ!!!!
次に扉の向こうが暴かれるのは、誰なのか。楽しみですね!
個人的には西村さんとか佐野さんあたりが、ミステリアスすぎるので早く見たいです(笑)