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【過去 後編】扉の向こう黒島編ネタバレ|これからも殺人は繰り返される

扉の向こうネタバレ

あなたの番です特別ストーリー『過去の扉 後編』を視聴しました。

過去の向こう前編では黒島がサイコパスを自覚した経緯や、内山とファーストコンタクトが明らかになりましたよね。

 
後編では穂香ちゃん事件の全貌や、松井先生が死んだ理由について描かれていました。

ゆめ
ゆめ
タイトル「あなたの番です」の意味も判明!

本記事では、過去の扉の向こう【後編】についてネタバレをまとめています。

過去の向こうあらすじとネタバレ

両親の言葉に追いつめられる人生

 
黒島西野七瀬)は幼い頃から両親に『普通に育ってくれればそれでいい』と言われ続けていました。

普通ではない黒島にとって、その言葉は暴力と等しいものでした。

 
松井のおかげで自分が普通じゃないと確信した黒島は、難問の数学を解くことで殺人衝動をおさえるすべを身につけます。
 

難しい数式を解くことで頭をいっぱいにして、サイコパスな自分を締め出していたのです。
この頃の黒島は自分のなかの矛盾に葛藤していて、だからこそスッパリ答えの出る数学が好きでした。
 

母親は黒島の様子がおかしいことに気付きはじめていて、父親に黒島を心療内科を受診させるべきか相談します。
 

しかし父親は、精神疾患は恥だと思っているタイプのようで相談に乗るどころか「やめろ、みっともない」と一喝。

黒島が少し変わってるのは反抗期の一環でそのうち治まると言い、信じてやるのが親ってものだと説き伏せます。
 

夏休みの前日。
黒島が1人で帰っていると、またもや内山がいじめられている現場に遭遇します。

「夏休みやけぇ、もう制服いらんやろ」

複数の男の子に囲まれた内山は、制服を脱がされそうになっているようでした。

 
黒島は無言でツカツカと迫り、「行こ」と内山に向かって手を差しのべました。

いじめていた男子に「お前らどういう関係?」とからかわれますが、「関係ないけど」ときっぱり言い切る黒島。
真っすぐ見つめられた男子は気まずくなったのか、それ以上は何も言わなくなりました。
 

内山の手を引き、歩いていく黒島。
どうして助けたのかと不思議そうにする内山に、「普通のことやないですか?」と答えます。

 
普通じゃないとわかったことで、どうしたら普通にふるまえるのか考えれるようになった黒島は、以前より希望が持てるようになっていました。

 
黒島は、松井に内山を助けたことを報告します。

「知らない人だよね?いや、知らない人とか関係ないか。うん、助けるべきだよ。普通」

「普通ですよね?」

普通という言葉にパッと目を輝かせる黒島でしたが、

「普通だけど、普通できないよ!俺だったら、できない」

と言われて顔を曇らせます。
いいことなんだから、誇りに思ったほうがいいと言われても”普通”でありたい黒島にとって何のなぐさめにもなりませんでした。

 
不安そうな黒島に、松井は両親へ相談するようアドバイスしかけますが
黒島は両親に自分が普通じゃないとバレたら家庭が壊れてしまうと感じていたため、拒絶します。

穂香ちゃん殺人事件の真相

 
そして来たる高知県豪雨の日。

父親が傘を忘れてしまい、黒島母は傘を届けるため家を空けます。

家庭教師にきていた松井と部屋で2人きりになった黒島は、松井の首を手に持ってるシャーペンで突き刺す妄想をしてしまい、慌てて数式を計算しはじめました。

 
突然計算を始めたことに気付いた松井に話しかけられ、手を止めると次は松井を押し倒して頭を殴りつけるイメージが浮かんできます。

「ちょっと疲れてて…」

黒島が誤魔化すと松井は休憩しようと提案し、「ちょっとトイレ」と立ち上がります。

それを見た黒島は、部屋を出ようとする松井の頭をドアで何度も挟んでほほ笑む自分の顔を想像してしまうのでした。

 
しかも今回はハッと気づくと、ドアノブを掴む松井の手を上から強く握りしめていたのです。
黒島はいつか本当に殺してしまうのでは…と恐怖を感じた黒島は、怯える松井を残して家を飛び出します。

穂香ちゃんと出会う

 
雨の中、傘もささずに歩く黒島に声をかけたのはバス停で雨宿りをしていた穂香でした。

穂香は「風邪ひくで」と黒島を手招きし、一緒にバス停で雨宿りします。

どうやら友だちと遊んでいた帰り道、雨に降られてしまったようです。

 
ずっと立っていたのか、その場にしゃがみ込む穂香に黒島が「疲れた?」と声をかけると、「うん」と素直な返事が返ってきました。

黒島が辺りを見渡すと、近くに入り口の開いた作業小屋が…。

黒島と穂香は、しばしの休憩のつもりで作業小屋へと足を踏みいれます。冷え切った身体には、ほんのり温かく穂香は一見優しいお姉さんである黒島に心を許します。

 
2人きりの空間になると、黒島はまたしても殺人衝動に駆られます。

いけないと感じた黒島は慌てて近くにあった紙へ数式を書き始めますが、まだ小学生の穂香は数式を落書きだと勘違いし、黒島のシャーペンを取ると絵しりとりをしようとゾウの絵を書きだしました。

「はい、お姉ちゃんの番」

シャーペンをほのかに渡された黒島の心に、小さなシミが生じます。
そのシミは少しずつ大きくなり─…

「わからんの?……変なの

という穂香の一言が、黒島が必死に閉じこめていたパンドラの箱を開けてしまったのです。

 
黒島は「もっと楽しいことをするき…」とつぶやき、小屋の壁にかけられていた作業道具を次々に床へ投げていきます。

そしてメガネを外し、にっこりと笑うと「どれで遊ぶ?」と穂香に聞くのでした。

 
小屋を出た黒島の服は、返り血で真っ赤に染まっていました。

ゆっくり空をみあげた黒島は、泣きそうな、達成感に満ちたような表情を浮かべます。

 
黒島は一度自分の欲求を解放したおかげか、2年間は”普通”でいることができました。

2年後の告白

 

2年後、黒島と松井は2人きりで海へ遊びに行っていました。
松井は黒島に模試の点が良かったらご褒美をあげると約束していて、黒島が選んだのが海へのお出かけだったのです。
 

黒島は海で遊んだあと、人気のない海岸へと松井を連れていき「2年前の豪雨の日のこと覚えちょります?」と切り出します。

何も聞かずに外に出たことを黙っててくれて、ありがとうとお礼を言う黒島。
松井は「うん」と言いつつも顔が強張っていきました。
 

あの日、何をしていたか知りたいかと聞く黒島。松井は聞きたくないと拒絶しますが、黒島は無視して2年前女の子を殺したと告白するのでした。

ついに教え子の口から真実を聞かされ、疑惑が確信に変わってしまった松井は足からくずれ落ちます。

「気付いちょったんですね。どうして一度も確認しなかったんですか?」

「信じてたんだよ!」

絞りだすような声で訴える松井に、黒島は「わたしの普通のふりが上手くいったがや」と喜びます。

 
2年間我慢して、普通に生きてこれたけど全然楽しくない。今日も周りのみんなは楽しそうなのに、笑ってる意味がわからなかった。
わたしが楽しかったのは、あの瞬間だけだと語る黒島。

だけど通常の人には殺人が楽しいことじゃないのは理解していて、殺した穂香ちゃんも楽しそうじゃなかったと残念そうにつぶやきます。

同じ楽しみを共有してほしくて、死体をほほ笑ませたと語る黒島を松井はつき飛ばして「狂ってる」と言い放ちました。

 

もう助けてくれないんですかと絶望する黒島に、松井は自首してほしいと訴えますが
黒島は「ダメですよ」と松井に腕を回し、「1人殺したくらいじゃ死刑にならん」と投身自殺の道づれにしました。

サイコパスの覚醒と内山の笑顔の理由

 
病院で目を覚ました黒島はまた自殺に失敗したことを悟って怒り狂いますが、お見舞いにきていた内山を見つけて落ち着きを取り戻します。

 
花束を置いてそそくさと帰ろうとする内山を呼び止め、松井先生がどうなったかと聞くとネットニュースを見せられました。

2人の転落は事故扱いになっていて、先生は死んだのに自分だけ助かったと知った黒島は「運良すぎ」とポツリ。

それを聞いた内山はおずおずと占い画面を出し、事故の日が黒島のラッキーデーだったことを伝えます。

 
誕生日を把握していたことからストーカーがバレてしまった内山は、何度も何度も「ごめんなさい」と謝ります。
理由をたずねると、助けてくれたからだと言われた黒島はあっさりと「それ私じゃないき」と答えました。

 
ぽかんとする内山。黒山は「知りたい?」と手招きし、そばに寄ってきた内山の首を絞めます。

「これが、わたし」

みるみる真っ赤になる内山の表情に狂気的な笑みを浮かべる黒島。そんな彼女を見た内山は「大丈夫…です…」と声を絞りだします。

 

手を放し、何が大丈夫なのかとたずねると「あなたのせいで死んでしまっても大丈夫」と言われた黒島は「惜しいなぁ…」とつぶやきました。

消えてもいいやと思っている部分が、自分と重なったのかもしれません。

「命を軽く考えてるところが気に入った。素質あるよ、理想とは程遠いけど」

どうすればいいかと聞く内山に、黒島はまず笑うよう指摘しました。理由は黒島がこれからすることを愉しんでほしいから。

 
黒島によって口角をあげられた内山の顔は、あの不自然な笑顔へと変わります。

ずっと笑顔で本当のわたしを見ていてほしい。

あの笑顔には、黒島の願いがこめられていたのでした。

残された人々のこれから

 
場面は黒島逮捕後の、翔太と南が話すシーンに戻ります。

黒島がサイコパスへと変貌したいきさつを聞いた翔太は、自分を大切に思えなかったのが原因じゃないかと分析します。

自分を大切に思えなければ、他人を大切だとも思えない。
だから死のうとばかりしていたんじゃないか…と考えたのです。

 
それを聞いた田中哲司)は人を巻きこんだ自殺かよと呆れますが、自分が死のうとしていたことを翔太に見抜かれて言葉を失います。
 

南が荷物や資料を片付けていたのは、処分するため。残された人になるべく迷惑をかけないように準備していたのです。

本当に笑顔にしたい相手はもういないんだから、生きても意味がないと悲し気に語る南に、翔太は大切な人はいなくなっても消えないと説得します。

 
俺たちは、大切な誰かのために生きてきました。それって大切な人に”生かされてきた”のと同じじゃないでしょうか。

だったら、俺たちはこれからも大切な人のために全力で生きるべきだと思います。

と訴える翔太の言葉に、南は涙を流します。

 

いっぽう、二階堂は黒島のデータを消したいのに消せない自分に苦しんでいました。
彼もまた今回の事件の被害者ですよね。

ため息をつきながら、パソコンの前で頭を抱えていると翔太がたずねてきてAI菜奈ちゃんを消してほしいと頼まれます。

どうして愛した人を簡単に消せるんですか?
僕は消せないです。

今すぐ消すべきなのに、消せないんです…
 

泣きそうな二階堂を、翔太はぎゅっと抱きしめて

「俺が消してほしいのはAI菜奈ちゃんだから。菜奈ちゃんは消せないし、消えない。
消さなくていいんだよ、それが愛なんだから」

と優しく諭します。

その言葉に救われた二階堂は黒島を消さないと宣言すると同時に、AI菜奈ちゃんも消さないと断ります。
むしろ大事なデータだから、もっと使って研究に貢献してくれと言いだしました。
 

ゆめ
ゆめ
どうやら、翔太はまんまと実験台にされていたようです(笑)

 
それぞれに苦しみを抱えながらも、前に進もうとする被害者たち。
翔太は菜奈と過去に交わした約束を果たすため、ポーク南蛮を作ります。
 

チキン南蛮がおいしいのは、チキンがおいしいからか、南蛮がおいしいのか確認するためにポーク南蛮を作ってと約束していたやつです。
 

「菜奈ちゃん、ポーク南蛮うまいよー!
やっぱ南蛮がおいしかったんだね」

菜奈に語りかける翔太ですが、そこにAI菜奈ちゃんはいません。
もうAIに頼らなくても菜奈を近くに感じることができるようになった、ということでしょうか。
 

黒島が総一にあてた手紙

 
「これが私のやってきたこと、歩んできた道のりです。人と違うことに苦しんだと思います。これからも苦しみ続けると思います。でも、これだけは分かってほしい。あなたは、一人じゃない」

黒島に借りた本を読んでいた総一が、最後のページに黒島の手紙が貼りつけられているのを見つけます。
 

それは、サイコパスとして生まれた黒島から総一にむけたメッセージでした。

「私は、私の生きたいように生きました。あなたもやりたいことを、やりたいようにやっていい。次は、あなたの番です

 
手紙を読んだ総一は、静かに微笑むのでした。

扉の向こう(過去の扉)後編のまとめ

 
本編では明かされずに終わった、ドラマタイトル『あなたの番です』の本当の意味がわかり、かなりスッキリしました。
 

ひつじ
ひつじ
あの終わり方は報復的な意味なの?ってモヤモヤしたけど、今回の扉の向こうで明かされた意味ならしっくりくる

 
とうてい理解はできませんが、黒島も悩んで苦しんでいたんでしょうね。
ただ手紙で総一をけしかけるあたりは、完全にサイコパスな黒島が勝ってしまったようで悲しいですが…。

 
総一が黒島に対して執着しているような描写があったのも、恋愛感情ではなく仲間意識だったのかもしれません。
黒島も同じ思考の人はなかなかいなくて、寂しかったと語っていますしね。

好きなように、やりたいことを…
というのはいい言葉ですが、その内容が殺人衝動を抑えなくていいという意味だと合わせて考えると賛成できませんね。
 

自由に生きるのも大切だし、悪いことじゃないけど
誰もが好き勝手に生きはじめたら大変なことになってしまうんだよ。

自由ばかりを主張して、人への思いやりを忘れてはいけないんだよ。

 
そんなメッセージが込められているように感じました。

 
前編、後編と合わせると約1話分くらいのボリュームとなっていた扉の向こう過去編
 

ひつじ
ひつじ
これが本当の最終回で良かったんじゃないかと思った

 
本編だけ見てモヤモヤしていた人には、ぜひ扉の向こう(過去の扉)を見てほしいなぁと思うくらいには良かったですよ!

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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