次々と人が死んでいき、不安を感じる住民たち。
児嶋佳世が死んでしまったことで、ついに警察へ相談する決意を決めた菜奈たちですが…!?
Contents
あなたの番です7話の視聴率
あなたの番です7話の視聴率は、6.4%でした。
前回よりもやや増加…という結果に。
あなたの番です7話ネタバレ
ここから先は、あなたの番です7話のネタバレが含まれます。
ドラマを未視聴の方は、気を付けてください。
赤池家から出てきた人物の正体は…
佐野豪(安藤政信)がクーラーボックスを部屋に運んでいると、誰も住んでいないはずの502号室(元赤池家)の扉が開く。
中から見知らぬ人物が出てきたことに、動揺する佐野。
出てきた男は、キウンクエ蔵前の新しい管理人・蓬田蓮太郎(前原滉)でした。
内密に捜査を始める神谷
殺害された児嶋佳世の件で、刑事の神谷と水城が夫の俊明を連行する。
その一部始終を、木下あかねがスマホで撮影していました。
以前、交換殺人ゲームで児嶋佳世の名前を書いたと菜奈たちに打ち明けていた北川は、事件後に手塚家へ訪れます。
「さすがに警察に言おう」
と提案する翔太。
対して北川は、もし自分が容疑者扱いされたら息子のそらはどうなるのかと不安げな様子。
そんな北川に、翔太は
「菜奈ちゃんを守るためなら、俺は世間体とか社会のルールとか無視できる」
と言い、北川もそれくらいの思いでそらを守りたいんじゃないのかと訴えます。
警察署へと向かおうとした3人が玄関を開けると、ちょうど玄関の外に神谷と榎本正志が立っていました。
”妻の早苗から事情を聞いた”と話す正志は、殺人教唆の件なら神谷に任せれば大丈夫だとニッコリ。
神谷は、
- 自分に任せていれば殺人教唆で捕まることはない
- 刑事によっては住民全員が容疑者扱いされる可能性がある
と言い、ゲームの件は内密にするよう菜奈たちに口止めします。
実の父親へ直談判しに行く浮田
あいり(大友花恋)の実の父親・西尾へ会いに行った浮田(田中要次)は「あいりの結婚式にきてやって欲しい」と頭を下げる。
しかし西尾は、名前も覚えてないようなガキのために、いまさら捕まりたくないと拒否。
どうやら西尾と浮田は、過去に大金を盗んだ間柄のようです。
浮田は「ガラは悪いけどいい子なんだ、頼むよ」としつこく西尾につきまとい、頼み続けます。
最終的には「式に出なくてもいいから、一度だけでも会ってやってくれ」と浮田から懇願され、根負けした西尾。
浮田から父親と会えそうだと電話で連絡を受けた遼(中尾暢樹)は、あいりにその旨を伝える。
浮かない表情の遼。
実は、結婚する条件としてあいりから”父親の殺害”を命じられていたのでした。
あいりは、父親が自分と母親を捨てたから、母親が過労死してしまったのだと恨んでいるのです。
脅迫に追い詰められる久住
久住(袴田吉彦)の元へ「あなたの番です」と書かれた脅迫文とともに青川エル著の「バレない殺害方法」「死体の隠し方」などの本も届くようになっていた。
部屋で頭を抱え、追い詰められた様子の久住。
そこへインターホンが鳴り、菜奈と翔太からゲームのことを警察に話したと伝えられます。
警察の調査
警察の調査で、俊明のもとへ届いた足は児嶋佳世のものだと断定される。
犯行時、俊明は愛人の自宅へいたと供述しているが愛人と共謀した可能性を視野にいれて捜査中だと報告する水城。
会議に遅れてやってきた神谷は、郵送されたゴルフバックの差出人を調べていたという。
神谷の調査によると、伝票の筆跡は児嶋佳世のものだったが、ゴルフバッグを持ち込んだのは20代前半の若い男だったと判明。
キウンクエ蔵前の住人で条件に当てはまるのは、以下の2人。
- 201号室の柿沼遼(中尾暢樹)
- 404号室の江藤祐樹(小池亮介)
久住と浮田を脅迫しているのは同一人物!?
久住は、同じく脅迫されている浮田を訪ね、どうすべきかと相談します。
久住は最初に脅迫された藤井は、本当に田中正雄を殺したと考えているようでした。
互いの脅迫文を見せ合った2人は脅迫文の筆跡が同じであることに気付きます。
浮田は久住に「俺は殺したりしない。お前も何もするな」と釘をさすのでした。
嘘つきは誰?
菜奈・早苗・黒島の3人は、黒島の部屋に集まって交換殺人ゲームの推理を始める。
住民の証言をもとに「書いた名前」「引いた名前」をまとめると、食い違いが出ると言う黒島。
つまり、誰かが嘘をついているということになる。
そして黒島の計算によると、紙が完全に交換された確率は37%だけで、自分で書いた紙を自分で引いた人がいる可能性が高いと言う。
このことから、交換殺人という概念が破綻しているのではないかと疑い始めた3人。
早苗はもし交換殺人だとしたら、児嶋佳世の名前を書いた北川が引いた紙は白紙だったので、ここで殺人は終わるはずだと希望を持つ。
しかし、黒島は管理人さんが仮に殺されたと仮定した場合、その人物は順番が回ってきたわけじゃないのに殺したことになると言います。
決意のつかない久住
自主的に細川のボディーガードをしている翔太は、菜奈のいっていた”どうしても許せないこと”に心当たりはあるかと訊ねる。
「そげなん、わからんちゃ」
動揺して方言が出ていることに突っ込む翔太。
その様子を、久住が柱のかげから決心がつかない様子で覗いていた。
ある日、息子の一男が学校から帰ってくるなり玄関先で泣きじゃくる様子に、石崎洋子が声をかける。
一男は友だちと遊ぼうとしたら、友だちのママに「一男くんの家に行くと殺されるからやめなさい」と言われたのだという。
木下あかね(山田真歩)は相変わらず、ゴミチェックを行っていた。
そこへ管理人の蓬田がやってきて、今後もゴミ捨て場の清掃をしなくてもいいかと訊ねてくる。
「いいですよ。最近は、掃除する必要がないですし」
「マナーがいいんですね、ここの人」
感心した様子の蓬田に、木下あかねは「どうでしょう」と続ける。
「ルールを守らせるには恐怖が一番。最近は誰かに恨まれないように大人しく暮らしてますから」
そう言って、立ち去る木下。
蓬田はその姿に惚れてしまったようでした。
翔太が細川との話し合いを提案する
翔太は、そろそろ細川と3人で話し合おうと持ちかける。
今なら籍を抜いてくれるんじゃないかと言う翔太。
「色々あって後回しにしてごめん」と謝る菜奈に、翔太は「夏休みの宿題も後回しにするタイプだったから大丈夫」と答えます。
対して菜奈は、「宿題を終わらせないと気になって楽しめないタイプ」と答え、早めに話し合うことに同意します。
翔太は菜奈に「無理やりでいいから笑って」と言い、笑顔を作った菜奈を見てニッコリ。
菜奈ちゃんが笑うと俺が笑って、俺が笑うと菜奈ちゃんが笑って…なんでも二人で笑って乗り越えていこうよと言うのでした。
脅迫がエスカレート
仕事の休憩中、後輩へパンの買い出しを頼んだ久住。
戻ってきた後輩から渡されたレジ袋の中には、パンの他に実家と灯油・マッチの写真が入っていた。
「お前、これ誰から渡された?」
動揺する久住に、後輩は「本当わかんないっス」と興味なさげ。
ターゲットである細川をストーカーするも、側には翔太がボディーガード役を務めていて殺人なんてできる状況でもない。
泣きそうな表情で「できないよ」と頭を柱に打ち付け、立ち去る姿を遠くから尾野幹葉(奈緒)が眺めていた。
翔太がひとりになったタイミングを見計らって、あとを追いかけた幹葉。
「一緒に帰っていいですか?」と声をかけ「いいよ」と言われたものの、乗り気じゃなさそうな翔太に「私のこと捨てるんですか?」と問いかける。
わけがわからず、翔太が「は?」と答えると、幹葉は「付き合ってるつもりなかったとか言わないでくださいね」「こういう捨てられ方したときの私、怖いから」と一方的にキレて立ち去ってしまう。
翔太は、家に帰るなり菜奈へ「ブルだった!」「あの子、痴情がもつれちゃうタイプだった!」と報告します。
ですが、「どうしてそう思うの?」と聞き返した菜奈に誤解されたくなくて詳しく話すことができません。
浮田が殺される!
新管理人の蓬田は、管理人室からマスターキーが消えていることに気付く。
久住への脅迫がエスカレートしたことを知った浮田は、久住に実はゲームのとき細工をしていて赤池美里の紙を引いた人物の目星がついていると言い、名前を告げる。
これから、その人物へカマをかけてくるとエレベーターに乗った浮田。
翌日、浮田は遼とあいりを西尾のもとへ連れていく。
テーブルをはさんで向かい合いながら、西尾を睨みつけるあいり。
西尾は「本当に俺の娘か?あいつも結構遊んでたからな」と鼻で笑う。
キレたあいりがポケットからナイフを取り出そうとするのを、横に座っていた遼が必死で止める。
なんとか宥めようとするものの、あいりは最初から決めてたと言い「100回死ねコラ!」と叫びながらナイフを片手に西尾めがけて走っていく。
あいりを受け止めたのは、浮田だった。
太ももにナイフが刺さり、血を流す浮田。
その光景を見た西尾は、さっさとその場から逃げ出した。
泣きながら謝り、救急車を呼ぼうとするあいりを「お前を前科持ちにさせるわけいかない、自分で呼ぶからどこかへ行け」と浮田は止める。
続いて、父親を殺したいほど憎んでいたと気づいてやれなくてごめんと謝ると「俺が父親ってことでいいよな」と口にした。
その言葉に、笑顔を浮かべるあいり。
「病院で会ったら、パパって呼ぶからね」
すぐに救急車を呼ぶという約束をして、遼とあいりはその場を立ち去る。
ほとぼりが冷めた頃、店に戻ってきた西尾は浮田がトイレに突っ伏して死亡しているのを発見。
すぐさま110番し、知らない人が死んでいると警察に通報するのだった。
安置所を訪れたあいりは、小さいころから父親のように可愛がって育ててくれた浮田の亡骸に「パパ!」と泣き叫ぶ。
「ずっと前から、パパになってほしかったよ…」
浮田は首に針金のようなものを巻かれており、口元には笑顔を浮かべていた。
久住が殺しを決行!
浮田が死んだことでヤクザだということがバレ、蓬田に責められる遼とあいり。
その様子を木下がスマホで撮影していた。
沼田が死んだと知った久住は、犯人の目星がついているから話をしてくると言った沼田の姿を思い返す。
翔太は、細川がジムにこなかったことを心配する。
細川は仕事用に借りている倉庫で、ナイフを構えた久住に脅されていた。
翔太から事情を聞いていた朝男は、冷静になれと久住を諭す。
そもそも、住民同士での交換では交換殺人は成り立たないことを指摘された久住は、ナイフを床に落として「俺が提案したんだ。こんなはずじゃなかった」とくずれ落ちた。
ナイフを足で遠くに飛ばし、エレベーターで脱出しようとした朝男を久住は無言で追いかける。
エレベーター前でついに追い詰められ、怯える朝男に、久住は「誰にも言わないでください!」と懇願した。
誰にも言わないと約束し、エレベーターに乗りこもうとした朝男はエレベーターのカゴがきていなことに気付く。
危機一髪で足をとめ、落ちなかった朝男を
「エレベーターの修理・点検ひとすじ20年!」
と叫びながら久住が押し、久住もまた落ちていく朝男に足をつかまれて一緒に転落してしまう。
翌朝、手塚家を訪ねてきた神谷と水城によって菜奈は連行されてしまうのだった。

あなたの番です7話の感想
今週は1話で犠牲者が複数でてしまいました。
突き落とされた朝男、そして共に落ちた久住の命運やいかに…。
そして連行されてしまった菜奈の今後が心配です!
まとめ
【あなたの番です】7話のまとめは、ざっくりこんな感じ。
- 神谷が交換殺人ゲームを担当。
- 沼田が何者かによって絞殺→口元は笑みを浮かべている。
- 久住と朝男が転落。(生死不明)
- 菜奈が連行される。
口元に笑みを浮かべている死体というのは、物語の重大な鍵かもしれません。
絞殺されて笑顔って、明らかにおかしいですもんね…
もがいて抵抗するはずだし、死んだあとに犯人が笑顔にさせている気がします。


