あなたの番です3話を視聴しました。
2話の恐怖すぎるラストを迎え、自らが口にした”ルール違反”という言葉に首を絞められる藤井。
藤井はルールを守って交換殺人を犯すのか?
さっそく、あなたの番です第3話のネタバレと感想をまとめていきます!
あなたの番です3話ネタバレあらすじ
この先は、あなたの番です3話のネタバレがあります。
まだドラマを視聴していないかたは、気を付けてください。
生首の行方
自室の洗濯乾燥機で生首を発見した藤井(片桐仁)は、恐怖で部屋を飛び出します。
藤井はエレベーターに乗って下へ降りようとしますが、なぜか4階に止まったまま動きません。
仕方なく非常階段から降りようと扉をあけると、クーラーボックスを抱えた佐野豪とはちあわせて腰を抜かします。
逃げるように階段をかけおりた藤井は、今度はちょうどマンションに帰ってきた小野幹葉とバッタリ。
様子がおかしいことに気付いた幹葉から、「Dr.山際の首でもあったんですか?」とおちょくられた藤井は、「あったとして、そんな分かりやすい状況、逆に犯人じゃないよな?」と同意を求めます。
しかし、幹葉からはそんなの犯人確定だと言われてしまい、慌てて部屋へ戻ると洗濯機はもぬけの殻でした。
「なんだぁー…」
安堵したのもつかの間、床に落ちていた投票用紙を開くと”山際祐太郎”と書かれていました。
藤井は、自分が言った「殺してほしい人を殺してもらったら、今度は自分が殺さないとルール違反」のセリフを思い出します。
あなたの番です
朝。
週刊誌で山際祐太郎の事件について読み漁っていた翔太は、山際の死体は指紋も焼かれていた”ことを知り、計画的な犯行ではないかと推測します。
マンションのゴミ捨て場でたばねられた週刊誌の山を見つけた藤井は、脅迫文に週刊誌の記事が使われていたことを思い出し、破かれたページがないか確認しようとします。
しかし、紐を切っている最中で木下あかね(山田真帆)に声をかけられ、中身を確認することはできませんでした。
1階で田宮淳一郎(生瀬勝久)がエレベーターを待っていると、久住譲(袴田吉彦)が上から降りてきました。
田宮の姿に、慌てて持っていたドライバーを隠す久住。
ドライバーに気付かない田宮は、軽く挨拶してからエレベーターへ乗り込みます。
久住に「何回ですか?」と聞かれた田宮は、「降りないんですか?」と一言。
ハッとした久住は、「降ります」と慌てて降りていきました。
駐車場で、トランクに積まれた段ボールを降ろしていた柿沼遼(中尾暢樹)、妹尾あいり(大友花恋)、浮田啓輔(田中要次)たち。
あいりは保育園の制服を着たそら(田中レイ)を見つけ、「保育園行かなくていいの?」と声をかけます。
そらは何も答えず、電話している母親の北川澄香(真飛聖)のもとへ走り去っていきました。
電話に夢中で見向きもしない北川の姿に、一言文句を言ってやろうと踏み出すあいり。
それを遼が「言いたいことがあるなら、ガキがいないときにしろ」と言って引き止めます。
外を散歩をしていた幸子と美里は、近所の住民に「本当に仲良しね~」と声をかけられます。
「わたしが一方的にお世話になってるの」
と感謝の言葉をのべる幸子。
幸子は美里に預けたものをご近所さんに見せてほしいと頼み、美里がカバンの中を探している隙に車いすのストッパーを解除して坂を下っていきます。
異変に気付いた美里が大慌てで追いかけ止めますが、その反動で幸子が車いすから落ち、こけてしまいました。
「吾郎には言わなくていいからね。ストッパーかけ忘れたなんて聞いたら、美里さんが怒られちゃう」
と笑う幸子。ご近所さんは、すっかり騙されて「嫁をかばうなんて優しいのね」と感激します。
榎本早苗(木村多江)とカフェで密会していた菜奈(原田知世)は、山際殺しが藤井の仕業だと思うかとたずねられ、否定します。
山際のニュースを知った藤井の反応をみていた菜奈は、どうしても藤井が犯人だとは思えません。
続けて「住民の中に怪しい人物はいないよね?」と聞かれ、菜奈は「いない」と答えました。
自宅でこども向けの英語教室を開いている児嶋佳世は、学校から帰ってきた文代と一男(石崎洋子のこどもたち)に「どうして最近、教室にこないの?」と声をかけます。
文代は風邪だと答えますが、一男が「ママに風邪って言えって言われた」と言ってしまい、文代は一男を連れて慌てて家の中へ。
その後ろ姿を、佳世が険しい様子で見つめます。
同罪
地下では、交換殺人ゲームを行ったメンバーが招集され臨時の住民会が行われていました。
藤井・北川・シンイー・黒島以外の住民が集まり、早苗が藤井のところへ届く脅迫文をみんなに見せます。
脅迫文には『殺人教唆』という言葉が書かれていました。
仮に山際祐太郎を殺した犯人が送ったのだとしたら、「あなたもわたしと同罪です」という意味だろうと説明する菜奈。
沼田は、脅迫文を送ったのは今この場にいるメンバーだろうと言い切ります。
ここに山際祐太郎を殺した人物なんていないはずだとフォローする早苗に、「じゃあ今日不参加のやつじゃないか」と返す沼田。
怪しいと睨んでいるのは以下の3人。
- 中国人の女の子(シンイー)
- 仕事大好き女(北川)
- SM女子(黒島)
黒島の包帯はそういう意味なのかと久住が言うと、同じ性癖だからわかると言う沼田。
会議が終わり、早苗と2人で立ち話をしているところへ左目に眼帯をつけた黒沢が通りかかります。
とっさに「大丈夫でしか?」と声をかける菜奈ですが、当人はきょとんとした様子。
遅れて「ああ。大丈夫です」と一言だけ返し、さっさと行ってしまう後ろ姿を見て早苗が「聞いちゃダメだったんじゃない?」と冗談めかして笑います。
夜ごはんの最中に、臨時の住人会は何を話したのかと聞かれた菜奈。
「えっとね…」
そう言い、両手を組んだしぐさを見た翔太は「嘘つこうとしてる?」と指摘します。
驚く菜奈に、「菜奈ちゃんは嘘つくとき下唇噛むクセがあるんだよ」と右胸をかきながら言う翔太。
しぐさを見ていた菜奈は、翔太にも嘘をつくときの癖があることを教えてあげました。
気を取り直して、改めて内容を聞く翔太に菜奈はゴミの分別の話だと答えます。
翔太は菜奈が両手を組んだのを、見逃しませんでした。
自室で歯磨きをしていると、どこかから騒音が聞こえてきた久住は手を止めます。
耳に入ってきたのは男の怒鳴り声と、「ちょっと!」と叫ぶ女性の声。
不思議に思いつつも、再び歯磨きを始めると部屋のインターホンが鳴ります。
玄関をあけると、憔悴しきった様子の藤井が立っていて「あなたの番です」と書くよう紙とペンを持って迫ってきました。
紙にはすでに誰かの字で「あなたの番です」と書かれていて、104号室から石崎洋子が顔をのぞかせていました。
言われた通りに久住が文を書くと、藤井が脅迫文と照らし合わせますが一致しません。
落ち込む藤井は、久住に「たなかまさおって知ってる?」とたずねます。
シンイーの働くブータン料理屋へ赴いた藤井。
店主のドルジに厨房へ呼ばれたシンイーは、しつこく家へくるよう誘われます。
酔っぱらった藤井は、店にいた他の客に「たなかまさおって知ってる?本人だったら殺しちゃうかもしれないけど」と絡みます。
そこへ、ちょうど久住、早苗、菜奈がやってきて藤井を止めに入りました。
事情を聞かれた藤井は、タナカマサオと書かれた紙をテーブルに出し、「顔が見たかっただけ」だとそっぽを向きます。
藤井は水をつぎにきたシンイーにも聞きますが、日本人の知り合いはいないと言われてしまいました。
まさか次は自分が殺す番だと思ってないですよね、と確認する菜奈たちの誰かが脅迫文を送ったんじゃないかと疑う藤井。
山際を殺した犯人はマンション内の誰かのはずだと言います。
田宮淳一郎の妻、君子(長野里美)目を覚ますと、リビングに大量の監視カメラが。
住民同士で疑心暗鬼になるのに疲れた淳一郎が、マンション内の監視のために購入したのでした。
夕方、マンションの外で言い争う美里と幸子の姿に声を聞きつけた住民たちが集まります。
ちょうど帰ってきた吾郎も2人のそばへ駆け寄り、事情を聞くと美里が幸子のリクエストしたメンチカツを出してくれたと言うのですが…
揚げ物はダメだと医者に強く止められていた幸子は、目の前に出されたのに食べられないのが悲しかったと訴えます。
ほろりと涙を流す母親の姿を目にした吾郎は、「年寄り泣かせて楽しいか?」と美里へ一言。
吾郎から責められ、我慢の緒が切れた美里は狂ったように
「今日あなたのお母さんは朝から1日中、メンチカツメンチカツメンチカツメンチカツ、メンチカツメンチカツと唱えつづけておりました!」
と叫び始めます。
あまりに何度も催促され、苦痛から逃れたい一心でメンチカツを作ったのだと言う美里。
しかし吾郎は「大きな声出すなよ、みっともない」と一蹴してしまいます。
絶望したような顔をうかべる美里とは反対に、にやりと笑う幸子。
タナカマサオの正体
部屋で、お互いに読書していた菜奈と翔太。
…と見せかけて、菜奈は本で隠しながら携帯で「田中昌夫」を検索していました。
しかし、出てくるのは田中昌夫という名前のついた文具店や病院ばかり。
そこへ翔太が、次の週末に婚姻届けを出しに行こうと話しかけます。
いろいろありすぎて、そんな気分じゃないと答える菜奈に対して翔太は、だったら代わりに今から一緒にお風呂に入りたいと頼みます。
が、それも何だかんだ言ってかわす菜奈。
拗ねた翔太は「満たされない欲求を食欲で満たす」と宣言すると、冷蔵庫からレタスを取り出して丸かじりし始めます。
©NTV
これでもか!とばかりに頬張る姿をみせつける翔太に根負けした菜奈は、「おいで」と腕を広げて抱きしめました。
翌朝、ご機嫌で通勤していく翔太のあとを追い、またもや偶然をよそおって声をかける幹葉。
今度は手作りの雷おこしをプレゼントします。
病院で山際の記事を読んでいた藤井のもとに、脅迫メールが届きます。
1通目には、藤井が山際を殺してやりたいと言っている録音ファイルが。
2通目には顔と音声を加工した人物が、山際の首が包まれていたタオルを片手に「ルールを守れ」と脅す動画が添付されていました。
追い詰められていく藤井。
そこへ桜木るりが藤井の診察室へ「たなかまさお」という患者を呼びます。
タナカマサオの正体は、ブータン料理屋の店長ドルジ。
素の田中は、コテコテの関西弁を喋る日本人ですが、店を流行らせるためにブータン人のフリをしていたのでした。
その日の夜、藤井は物影からブータン料理屋が閉店するのを監視していました。
店の中では田中が、帰ろうとするシンイーに対して不法滞在の同居人たちを通報されたくなければ家に来いと脅している最中。
「卑怯だぞ」
と睨むシンイーを田中は抱き寄せ、「俺の気持ちわかるやろ?」とセクハラします。
逃げるように店を飛び出すシンイー。
田中が1人になったのを確認した藤井は、こっそりと厨房へ忍び込み近くにあった中華包丁を手に取ります。
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厨房の小窓からのぞくと、田中は店のテーブルで酔って眠っていました。
額に汗をにじませながら覚悟を決める藤井─…。
家に帰ったシンイーは、同居しているイクバルから「藤井がきて店長とシンイーの仲を聞かれた」と報告されます。
慌てたシンイーが店に電話をかけると、酔いつぶれて床で寝ていた田中が目を覚ましました。
田中が生きてたことに安堵し、はやく家に帰るよう伝えるシンイー。
「家に来るんか?」などと電話口でセクハラしながら厨房へ移動した田中は、タバコに火をつけます。
何者かによって厨房のガスのホースが切られていた厨房は、ガスが充満していて大爆発。
駆けつける消防車のサイレン音がマンションにも響き渡ります。
翌朝、シンイーがイクバルに呼ばれてベランダへ行くと鉢植えに「あなたの番です」と書かれた包丁が刺さっていました。

あなたの番です3話感想
まさかのタナカマサオ=ドルジ!
ブータン料理店常連の藤井にとって、よく知る相手だったというオチでした。
直接殺す勇気はなくて、ホースを切ったのでしょうか…?
けど、ドルジが厨房でタバコ吸うって藤井には予測のしようがない気がしますけどね。
次話では、シンイーが殺人を犯してしまうのか。ゲームで誰の名前を引いたのか。必見ですね!