本記事では、あなたの番です19話のネタバレを紹介しています。
黒幕をおびき出す、ある作戦を実行した翔太と二階堂。
そこに現れた驚きの人物とは!?
次週に最終回を控えたにも関わらず、ドラマ史上最大の謎をぶっこんだあなたの番です19話。
いったい、アノ人の目的は何なのか!?
Contents
あなたの番です19話視聴率
あなたの番です19話の視聴率は、12.3%!
さすがはクライマックスというだけありますね。菜奈が死んだとき同様(むしろそれ以上?)の衝撃的展開を迎えました!
最終回はさらなる数字を記録できそうです。
あなたの番です19話ネタバレ
それではさっそく、19話のネタバレを紹介します。
ドラマを未視聴のかたは注意してくださいね!前回の話をおさらいしたい場合は、以下の記事をどうぞ。
尾野が吹きかけた液体はマウスウォッシュ!
©NTV
インターホン越しに黒島(西野七瀬)が尾野(奈緒)に緑の液体をかけられる現場を目撃した翔太(田中圭)と二階堂(横浜流星)は、あわてて外へ飛び出します。
黒島が尾野にかけられた謎の液体は、マウスウォッシュでした。
二階堂が怒ると、「しーくんを守るためだよ。言ったでしょ?黒島さんが…」と言いかける尾野。
まだ翔太に黒島の疑惑を伝えていない二階堂は、黒島のことは翔太に任せて尾野を連れていきます。
身体を拭くために二階堂の部屋へあがった黒島は、AIの分析結果を目の当たりに。
「ふたりとも、わたしが犯人だと思ってるんですか?」
戸惑いを隠せない様子の黒島に、翔太は遠慮なく疑わせてもらうと一言。
そこへ戻ってきた二階堂が「疑ってないよ。AIはまだ頼りないんだ」と黒島をかばいます。
内山と知り合いで、高知出身で、主人公の近くに最初からいた良い子が黒幕ってのはミステリーの王道だと主張する翔太。
すると二階堂は自分を主人公と仮定した場合、いちばん近くにいた良い人は翔太だと反論して険悪な雰囲気に…。
そこへ水城(皆川猿時)から着信が入り、田宮(生瀬勝久)が自首したと聞かされます。
桜木に突き落とされた久住!なんとか生き延びる
久住(袴田吉彦)に刺した注射器を回収するため、階段下に降りた桜木るり(筧美和子)は目撃者の存在に気付き、慌てて現場から立ち去ります。
病院で藤井(片桐仁)に久住を襲ったこと、逃げるのに精いっぱいで注射器を残してきてしまったことを伝える桜木。
慌てる藤井に、桜木は久住がどこの病院に入院したか調べられればトドメを刺しに行くと言います。
自分が捕まることよりも藤井が捕まってしまうことのほうが嫌だ、という桜木は「いざとなったら…」と続けました。
水城からの情報をもとに推理する翔太&二階堂
翔太は水城から早川教授に電話したのは内山だと裏付けが取れたことを聞かされます。
盗聴で交換殺人ゲームのことを知っていた内山は、二階堂への嫉妬心から早川教授に電話をかけて黒島を呼び出し、ホームへ突き落としたのではないかと推理する二階堂。
早川教授が気になった二階堂は、実際に会って話をしたことや、ここ数か月とくに危ない目にはあっていないことを確認したと翔太に伝えました。
翔太は黒島が紙に書いたのはDV彼氏の名前ではないかと疑います。
田宮が殺したのは黒島の元カレ・波止陽樹
事情聴取をうける田宮は、動機を語りはじめます。
すべての始まりは、マンション内に取り付けた監視カメラの映像でした。
動画には部屋から逃げ出す黒島と、それを追いかけてDVする波止の姿が7か所ほど映されていました。
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映像をみて正義感にかられた田宮は後日、波止を追いかけて証拠を見せつつDVをやめるよう説得します。
しかし波止は反省の素ぶりすら見せず、田宮をつき飛ばして「害虫」呼ばわり。
それにカッとなった田宮はとっさに手元に落ちていた岩をつかんで、背中をむけた波止の頭にむかって振り下ろしたといいます。
自分が何をしてしまったのか…
困惑してしばらく寝込んだあと、新聞で波止の死亡と犯人の手がかりが掴めていないことを知ったものの、いつかは捕まるだろうと覚悟して若いころにやってみたかった演劇に打ち込んだと話す田宮。
自首したのは日に日に罪の意識が強くなったからだと語った田宮は、最後に交換殺人ゲームとの関係を確認され、きっぱりと否定します。
尾野も高知出身だと発覚!
新情報を得た南が、翔太をたずねてきます。
退職した刑事さんの調べによると、尾野も高知出身だということが発覚したのです。
尾野は高知で生まれ、養護施設の『高知育愛天使園』に預けられていました。
里親に引き取られたため、穂香ちゃん事件の当時はすでに東京に住んでいたものの
- 土地勘がある
- 塩化カリウムに詳しかったこと
- 菜奈を毛嫌いしていた
- 菜奈の服からボタンを盗んだ
- 内山の動画が尾野の部屋で撮られた可能性が高い
など不可解な点も多く、一連の連続殺人犯である可能性はゼロじゃないと睨みます。
久住が桜木の犯行を証言
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桜木に打たれた鎮静剤の効果が切れ、病院で目を覚ました久住は
- 自分を殺そうとしたのが桜木であること
- 桜木が袴田殺しにかかわっていること
を証言します。
それにより、桜木が袴田殺しの3人目であると判明。
水城は「僕が裏切ったと思ったんでしょう」という久住の言葉に反応します。
水城が藤井の務める病院へ向かうと、桜木がすべて自分のやったことだと自供をはじめて署へ連行されることに。
笑顔で「じゃあね、先生」と別れをつげる桜木に、藤井は少し前の会話を思い返して葛藤します。
それは桜木が、いざとなったら全て自分が罪を被ると言ったこと。
先生のだらしなくて、責任感ゼロで、他人任せな稚拙な人間性が好きだから自分でどうにかしようなんて思わないでくださいねと桜木は藤井に言い聞かせていたのでした。
一度は追いかけようと立ち上がりますが、すぐに立ち止まって「俺は医者だ…。まだまだこの手で救う命があるはずだ!」と診察室にこもってしまいます。
桜木を連行しながら、なぜ殺したのか動機を聞く水城。
桜木は”藤井がトラブルに巻き込まれていたから”だと話します。
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飲み会でつぶれた藤井を自宅に送り届けた際、桜木を彼女と勘違いしたイクバルたちに「お前を人質に藤井を脅す!もしくは殺す」と言われた桜木は、
マンションの住人を殺せば間違いなく捕まると諭し、それよりもみんなが納得する方法を考えようと持ちかけたのです。
「わたしが勝手にやったことで、藤井先生は何も知りません」
と語る桜木に、「どうしてそこまで…」と納得できない様子の水城。
桜木は愛してるからに決まってるといい、それがわからない水城に愛してるという言葉を使う資格はないといいます。
すると上から「愛してる!!!」という大声とともに、藤井がダッシュで降りてきました。
桜木たちのもとに追いついた藤井は、「俺は君に愛してるという言葉を使いたいから」とすべての罪を被ろうとします。
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ちょっぴり泣きそうな桜木。
しかし水城から2人殺害と久住の殺人未遂で罪は相当重いぞと釘をさされた藤井は、あっさりタナカマサオの件だけが自分だと証言をくつがえします。
ずっこける現場の刑事一同。
ですが桜木は、「それでこそ私の好きな藤井先生!」と感激するのでした。
尾野は交換殺人ゲームに参加していない?
翔太と二階堂が尾野の帰宅を待っていると、303号室から蓬田(前原滉)の絶叫が響き渡ります。
飛び出してきた蓬田は、外ではちあわせした翔太たちに「内見の予定があるから掃除しておいてくれと頼まれただけで、俺は関係ない」と訴えます。
翔太と二階堂が303号室の中を確かめると、キッチンに赤池美里と書かれた血まみれの投票用紙が…!
尾野が303号室の鍵らしきものを木箱にしまっていたのを思い出した翔太は、帰ってきた尾野に鍵のことと紙を置いたのかと聞きます。
すると尾野は、どう考えても黒島の仕業だといって「わたしも殺されちゃう!助けてしーくん」と抱き着くのでした。
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翔太と二階堂を部屋に招きいれた尾野は、翔太が入院してるとき黒島が病院を歩いていたといいます。
翔太と2人きりになりたくて、ずっと病室の前で待ってたからお見舞いじゃないのは確かだと話す尾野。
この他にもゲームをやったあとから怪我が治ったり、急に元気になったり、二の腕丸出しの服を着たり、明らかにおかしいと訴えます。
話を聞いた二階堂が、病院で見かけたといっても後ろ姿のみなら人違いの可能性もあるといって黒島をかばうと
「しーくん信じてくれてないの?この前話したときからずっと?」
と尾野が迫り、翔太に隠していたことがバレてしまい再び険悪な雰囲気に…。
翔太は尾野に黄色いボタンのことをたずねます。
すると尾野は恋人がいる人ばかり好きになってしまうことや、略奪に成功したら記念品をもらうことにしてることを白状しました。
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「じゃーん!」と嬉しそうに、これまでの戦利品をおひろめする尾野。
303号室の鍵も付き合っている頃にもらった合鍵だといいます。
恋人と別れてでも自分と付き合おうとしてくれた人の部屋の空気は波動がいいから、今でもたまに空気を吸うために入るという尾野…。
菜奈のボタンをもらうついでに302号室の波動も吸わせてもらったという尾野に、翔太は必至で怒りをおさえてカーテンについて訊ねます。
笑顔で1点もののカーテンだと話すも、すぐに「この話関係あります?」と顔を曇らせる尾野。
内山との関係を誤魔化す尾野に、交換殺人ゲームで書いた名前と引いた名前を答えるよう迫ると、ゲームに参加してないから答えようがないと返ってきます。
尾野は空白のまま提出し、引いた紙も中身を見ないままポスト前のゴミ箱に捨てたというのです。
サンダーソン正子が鍵を預けにくる
蓬田が1階へ降りると、サンダーソン正子が駆け寄ってきました。
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何やら親密そうなやり取りをしたあと、正子は蓬田に鍵を預かってほしいと頼みます。
なんでも、警察がことあるごとに部屋の中を調べようとするのだとか…。
すでに茅ケ崎に戻っている正子は、いちいち都内まで戻ってきて立ち会ってられないからと鍵を押し付けます。
正子の話では、榎本夫婦が持っていたはずのマスターキーが未だ見つかっていないため捜査が続いてるのだとか…。
管理人日誌を確認する西村
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管理人日誌に”交換殺人ゲームで管理人の名前を書いたのは、榎本だ”と書かれているのを読んで、うなだれる西村。
交換殺人ゲームの表が完成
尾野の発言を信じると北川が引いた白紙と、ポスト前に捨てられていた石崎洋子の紙の持ち主が確定し、ひとまずの表が完成します。
名前/紙 | 引いた名前 | 書いた名前 |
---|---|---|
101 久住譲 | 細川朝男 | 袴田吉彦 |
103 田宮淳一郎 | 波止陽樹 | こうのたかふみ |
104 石崎洋子 | 石崎洋子 | 吉村 |
201 浮田啓輔 | 赤池幸子 | 赤池美里 |
202 黒島沙和 | 赤池美里 | 波止陽樹 |
203 シンイー | 袴田吉彦 | タナカマサオ |
301 尾野幹葉 | 石崎洋子 | 白紙 |
302 手塚菜奈 | こうのたかふみ | 細川朝男 |
304 北川澄香 | 児嶋佳世 | 白紙 |
402 榎本早苗 | 管理人さん | 山際祐太郎 |
403 藤井淳史 | 山際祐太郎 | タナカマサオ |
502 赤池美里 | 赤池幸子 | 児嶋佳世 |
管理人 床島 | 吉村 | 管理人さん |
二階堂は、黒島のもとをたずねて身の潔白を証明するまで会わないほうがいいと伝えます。
絶対にやってないという黒島に、わかってると伝える二階堂…。
色の違う1ピースだけが作り物だと気づいた翔太がピースを外して確認すると、裏から菜奈の字で書かれたメモが出てきます。
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毎月ポストに投函される”さわやかすみだ”という広報誌だと知った翔太が確認すると、どうやらメモは占いコーナーを切り取ったもののようでした。
水城に事件の発生日を確認したところ
被害者 | 事件発生日 |
---|---|
管理人 | 3月24日 |
山際祐太郎 | 4月5日 |
タナカマサオ | 4月30日 |
赤池夫婦 | 5月3日 |
児嶋佳世 | 5月21日 |
浮田 | 5月29日 |
甲野貴文 | 6月6日 |
菜奈 | 6月17日 |
神谷 | 8月3日 |
だと伝えられます。
AIの分析を続けていた二階堂は、出てきた結果にため息をつきます。
動画の声は内山じゃないと判明
水城と合流した翔太は、動画の声はあとから合成されたもので内山のものではないと聞かされます。
本来の声を解析しているものの、何重にも加工されていて手こずっていると話す水城。
桜木の自供により、最後に菜奈が話した内容も明らかに。菜奈はナースステーションに藤井淳史の誕生日を問い合わせていたのだといいます。
また田宮の件についてはゲームとの関連性が見えないので、黒島に伝えないよう頼まれます。
田宮は正義感からしたこととはいえ、やり過ぎたのではないかと気にしていて、黒島の反応を確認したがっていたようです。
水城とともに久住と面会した翔太は、すべてを告白するよう迫ります。
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久住は細川朝男を殺したことを認め、殺人事件の犯人として逮捕・保護するのを条件に浮田が書いた紙を引いたのが黒島だと証言しました。
黒島が怪しさMAXに!
事件の情報をくれていた刑事に呼び出された南は、高知豪雨の日に黒島のアリバイを証明していた松井が2年後死んでいたと知らされます。
松井は黒島と付き合っていたと噂があり、死んだときも2人で海へ出かけていて黒島だけが無事に戻ってきたのだといいます。
翔太がすみだ市役所で『さわやかすみだ』の5月号と6月号を確認すると、菜奈のメモは5月号に掲載されていたものでした。
該当していたのは、牡羊座(3月21~4月19日生まれ)の占い結果。
さらに6月号を確認すると、犯行日とラッキーデーがぴったりと一致していることに気付きます。
黒島の誕生日も牡羊座だと知り、本格的に疑いはじめた翔太は二階堂とともに犯人をおびき出す作戦をたてました。
犯人が翔太たちをおちょくってるのを逆手にとって挑戦状を送り、呼び出そうというのです。
翔太たちは文面を作り、黒島・西村・尾野・江藤のポストに投函しました。
警察は菜奈が殺害された日のアリバイを再調査。
黒島、内山、尾野のそれぞれに確かなアリバイがあることが裏づけされます。
犯人はどーやん!?
ポストに仕込んだボイスレコーダーの音声から、西村が管理人日誌を持っていることを知った木下(山田真帆)は西村の職場をたずねて管理人日誌を見せるように迫ります。
木下はゲームのことをずっと前から知っていた西村こそが、管理人を殺した犯人だと考えているようです。
偽物の管理人日誌(蓬田のもの)を見せてカマをかける木下ですが、あっさり見抜かれたあげく西村は商談があると出ていってしまいます。
マンションの見張り役として南が残り、翔太と二階堂が呼び出し先のホテルへ。
南が見張っていると黒島以外の候補者が、次々とマンションを出ていきました。
その頃、菜奈の動画に記録された元の音声が復元され、確認した水城は「これって…」と固唾をのみます。
江藤が立ち止まってパソコンを確認すると、自分のすぐ近くにGPS反応が。
振り向くと、尾野がすぐ後ろを歩いていました。尾野はタクシーを拾ってどこかへ走っていきます。
約束の14時が迫っても最有力候補の黒島がマンションから出てこないことにイラ立ちはじめた南は、直接202号室へ。
すると黒島が不思議そうにドアを開け、「どうしたんですか?」とたずねます。
時間ピッタリに鳴らされたホテルのドア。
二階堂に壁の陰に隠れてもらい、翔太がドアを開けるとそこには驚いた表情の尾野が立っていました。
呆気にとられる翔太。すると後ろから突然、二階堂が翔太の首を絞めあげます。
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二階堂は尾野にむかって「ありがとう」といい、尾野は笑顔で「うん」と応えるのでした。
あなたの番です19話の感想
ホテルで頼りにしてるよみたいな会話をみたときは、頼もしさを感じていたのにラスト数分の展開でどうやあああああ~~~ん!!!!?って大絶叫。
でもね、二階堂が黒幕はないと思うんですよ。
これまでの行動を考えると、ちょっと矛盾しすぎてますし。
どうして一番怪しいといっていた尾野と協力関係になったのか謎ではありますが、二階堂なりの考えがあると信じています…!
それにしても、あなたの番ですも次週で終わりと考えると少々寂しいですね。
最後の考察を存分に楽しみたいと思います!