自称「仲良し親子」がついに決裂…!
長沼との交渉も決裂して大ピンチの圭太。
謎の送金相手や10年前の秘密の新しい真実も明かされます。
嘘つきまくりじゃねーか!
本記事では4話のネタバレと感想をまとめています。
さっそく、内容をチェックしていきましょう!
Contents
「10の秘密」4話相関図

「10の秘密」4話あらすじ
会社を解雇され、後がなくなった圭太(向井理)は、帝東建設の不正の事実をつかみ、社長の長沼(佐野史郎)に取引を持ち掛ける。脅迫されたことに憤慨した長沼は、圭太が去った後、ある人物に電話をかけて……。
その頃、父親が無職になったことなど知るよしもない瞳(山田杏奈)は、翼(松村北斗)を訪ね、圭太から10年前の火事について話を聞くことができたとうれしそうに報告する。しかし翼は、そんな瞳に、再び不安をあおるような言葉を投げかける。
一方、圭太は、それまで瞳を誘拐したのは由貴子(仲間由紀恵)とトラブルを起こした帝東建設の人間だと思っていたが、竜二(渡部篤郎)のある言葉がきっかけで、犯人は別にいるのではないかと考え始める…。そんななか、圭太の家を訪ねた純子(名取裕子)は、意外な人物と出くわす。純子からの電話を受け、圭太が急いで家に帰ると、そこで待っていたのは由貴子だった…。由貴子が圭太の家に忍び込んだ目的とは!?
出典: 10の秘密公式サイト
「10の秘密」4話ネタバレ
圭太が長沼との交渉に失敗
追いつめられて長沼を脅した圭太。
長沼に対し、情報をいくらで買うかと交渉すると、反対に”いくらの値をつけるか”と聞かれます。
圭太が3000万円ですべて忘れると答えると、長沼は鼻で笑って駐車場代だと3万円を手渡しました。
そんなに簡単にお金を用意できるほど、会社の金の流れはずさんじゃないという長沼。
いつまでに用意できるかと聞く圭太ですが、長沼の答えは「さあ」でした。
社長室から圭太を連れだした宇都宮は、矢吹の手帳とUSBが揃ってはじめて社長のクビが飛ぶほどの爆弾になるのだと話します。
そして、その2つを持っているのは由貴子だと告げ、本当に私たちが誘拐犯だと思ってるのかと再度尋ねるのでした。
由貴子は偽造パスポートを手に入れる
永盛から、白石久美子という名前の偽造パスポートを受け取った由貴子。
犯罪歴なしの絶対足がつかない名義を手に入れて、ご満悦そうに二本松が運転する車に乗りこみます。
二本松は報酬を貰って動いているらしく「残りの半金はいつ貰えるのか」と訊ね、由貴子は矢吹の遺族と会社側の話がついて例のマンションが完成したら3億を手帳とひきかえにもらう算段だとはなしました。
ゼロからの新しい生活が始められるとほほ笑む由貴子ですが、長沼から話が違うと電話がかかってきます。
圭太がデータをコピーしていると脅してきたこと、脅迫の一部を録音したことを話す長沼。
この件を解決しなければ3億は払わないし、由貴子と圭太に脅迫されたと録音データを公開すると釘をさします。
新しい秘密
失業手当の手続きのためハローワークに行った圭太は、退職理由が懲戒解雇だと受給開始まで3ヶ月と7日待つ必要があるうえに、期間も短くなると告げられます。
そんなに待てないと焦る圭太ですが、どうしようもなく…
ハローワークを出たところを、近くの公園で子どもたちを遊ばせていた菜七子に目撃されてしまいます。
クビになった経緯を話し、秘密にしてほしいと頼む圭太。
菜七子は呆れたように「まだ秘密作るつもり?」と瞳に打ち明けるよう進言しますが、圭太は「金の当てはあるから話さない」と頑なに拒否し続けます。
心配をかけたくない、元の仲良し親子に戻りたいという圭太。
菜七子は何も言い合えてない今の関係じゃ、いつか全部失くすと怒って帰ってしまいました。
瞳の不安を煽る翼
真衣とともにジャズバーを訪れた瞳は、翼に10年前の秘密をきけたと報告します。
誰も亡くなってないって聞いてほっとしたと続ける瞳に、翼は新聞とか調べて事実確認をしたのかと尋ねます。
翼は国会図書館なら全国の新聞が全部保存されているはずだと話し、手伝おうか?と提案。瞳は断って、そそくさとジャズバーを後にします。
二本松と由貴子の関係にたどり着く
帰ってきた瞳に、誘拐の経緯を聞く圭太。
お母さん(由貴子)の代理を名乗る人から連絡がきて、公園で待ってたら捕まっていたと話した瞳の話に違和感を感じた圭太は、似顔絵を描きだします。
瞳の証言をもとに完成した似顔絵は、二本松の顔でした。
永盛をたずねた圭太は、二本松の似顔絵を見せて「由貴子といるところを見てないか」とたずねますが、永盛は「知らない」の一点張りで圭太をつまみ出します。
次に1話でお世話になった料理屋に行き、似顔絵を見せた圭太は男が二本松に似ているとの情報を手に入れます。
二本松は由貴子と同じ町の出身で、二本松の母親が父親を刺したときに駆け出しの由貴子が弁護したというのです。
誘拐の真犯人は由貴子
パソコンのデータを消すために圭太の自宅へ侵入した由貴子は、様子のおかしかった圭太を見にきた義母・純子と鉢合わせてしまいます。
純子は由貴子とヨリを戻す気だと勘違いし、圭太に「絶対許さない」と電話。
その電話で由貴子が忍び込んだことを知った圭太は、足止めを頼んで大急ぎで自宅へ帰ります。
圭太が家につくと、2人は和やかにお茶してる最中でした。
どうやら由貴子に瞳の進路について相談していた、鍵も瞳に渡されたのだと言いくるめられた様子。
圭太は話を合わせて「2人で進路相談する」と純子を追い出しますが、純子は由貴子の話が嘘だということに気付いていたようで、あとで報告するようにと圭太に言い残して帰って行きました。
2人きりになるや否や、パソコンのデータを消しにきたんだろをと迫る圭太。
由貴子はパソコンを真っ先に確認しようとしない圭太の行動を見て、「コピーはハッタリ?」と問いかけます。
言葉につまる圭太に由貴子は誓約書を見せ、書けば300万受け取れるように掛け合ってあげるけど、サインしなければ警察沙汰だと言いました。
由貴子が会社側だと確信した圭太は、なぜ今更になって逃げだしたのかと問いかけます。
由貴子は矢吹を説得するよう言われていたのに、実は会社側だと勘づかれて失敗したから次に消されるのは自分だと思って逃げたと話します。
下に降りて救急車を呼び、手帳を拾った由貴子。
ですがUSBを見つける前に救急車が来てしまい、そのまま逃げだしたのだと言います。
「そしたら瞳を誘拐された」
と話す由貴子。
圭太は二本松の似顔絵を見せ、「本当の犯人はお前だろ」と告げました。
瞳と圭太の親子関係に亀裂が
真実を知られた由貴子は、ここから先は圭太の立ち入れることじゃない。だから手を引いて瞳と平凡に生きなさいと告げます。
瞳は由貴子と暮らしたいと望んでたのに、と怒る圭太。
由貴子は「じゃあどうする?警察に突き出す?瞳に言える?母親が誘拐犯だって」と首をかしげます。
あまりの変わりようショックを受ける圭太。
「最低だな、いつからそんな母親に?」と震えた声で聞くと「昔から。あなたが気付かなかっただけ」と由貴子は答えます。
瞳から連絡がきて、圭太とのコミュニケーションがうまくいってないと悟ったから利用したと話す由貴子。
USBデータを手に入れるために、建築知識がある圭太を利用したのだと続けます。
悪びれる様子もない由貴子の態度に、思わず手を出しそうになる圭太。
そこへタイミング悪く瞳が現れ、「何やってんの!?」と完全に悪者扱いされてしまいます。
由貴子は「カッとしちゃっただけなのよ、そうよね」と圭太を庇うふりして小声で「言える?誰が誘拐犯か」と脅します。
何も言えず、ぐっと拳を握りしめる圭太。
由貴子は「ごめんねお父さん怒らせちゃって大好きよ、瞳。じゃあね。お父さんと幸せに」と去って行きました。
圭太の家をでた由貴子は、にやりと唇を歪めます。
純子に話を聞いてやってきた菜七子は、不気味に笑う由貴子の姿を目撃していました。
10年前の火事で女性が亡くなっていた
由貴子が帰ったあと、瞳は部屋に閉じこもってしまい圭太の話を聞こうともしてくれません。
由貴子が誘拐犯だと知った菜七子は驚愕し、もうこれ以上関わるなと圭太に忠告します。
瞳は翼に連絡し、国会図書館に行けば新聞を見れるんですよねと確認します。
翼は「気になって記事を調べたから画像を送る」と言い、当時の新聞記事を送りました。その記事をみて、瞳は目を見開きます。
朝起きてきた瞳は、記事の画像を圭太に見せて「全部話すって言ったよね」と迫ります。
瞳は事故現場に行って真実を確かめてくると家を出て行き、慌てて追いかけた圭太は
- 裏金を受け取って会社をクビになったこと
- 本当は火事で1人女性が亡くなったこと
- 10年間匿名で女性の子どもにお金を送っていること
を白状します。
お金を送っていることは由貴子も知らないと話す圭太。
これでもう隠し事はない、瞳を失いたくないと訴えますが「昨日何を話していたの?」と聞かれて答えられなかった圭太を瞳は「信じられない」と拒絶します。
お金を送ったって私の罪は消えない、私は罰も受けないで生きてきた人殺しだと涙を浮かべる瞳。
事情を聞いた菜七子は、おばあちゃんちから学校に通うという瞳の荷物を運びだしながら「今更知らされる瞳ちゃんの気持ちを考えたら、かける言葉も見つからない」と軽蔑した目で圭太に言います。
由貴子は長沼に電話をして、もう圭太のことは心配ない、いざとなったら最大の弱点がいると伝えます。
帝東建設では、磐城が「矢吹の遺族が人権派の弁護士をつけて自殺の原因を徹底的に調べるらしい」と宇都宮に伝えます。
焦る磐城に「身を守る切り札は持ってる」と余裕そうな宇都宮。
由貴子は新しいパスポートをみながら、満足そうに笑みを浮かべていました。
圭太は1人になった家で、かたくなに秘密を守る人間と、誠実でいたいがために明かしてしまう人間のどちらが罪深いのだろうと考えを巡らせるのでした。
「10の秘密」4話感想
今回も、バンバン秘密が明かされましたね!
さっそく感想をまとめていきます。
岩瀬多江は火事で亡くなった女性の子ども
圭太が送っていた謎のお金について判明しましたね!
亡くなった女性の子どもへの送金だったんですね。
名前が違ったのも「女性の友だち」だと嘘をついていたから…と。なるほど。
でもいまさら真実を知った瞳も、きついですよね。
もう修復不可能なんじゃないかと思えるほどにヒビが入ってしまった2人の関係ですが、また元に戻れる日はくるのでしょうか。
翼は10年前の火事と関係がある?
圭太に「あなたの罪はそれだけですか」と言ったり、瞳をけしかけて仲たがいさせる様子からして無関係ではなさそうですよねー。
遺族ではないとしたら、何でしょうか。
火事原因を特定できなかったと圭太は言っていますが、実は嘘で翼の家族が冤罪をきせられたとか?
仲良し親子に嫌悪感を表す描写もあったので、そのへんも関係してそうですね。
圭太のせいで家庭が崩壊してしまったとかあり得そうです。
USBはどこに?
由貴子が持ち去ったのは手帳のみ…となると、矢吹のUSBはどこへ消えたのでしょうか。
警察も見つけていない、長沼は由貴子が持っていると思っているということは誰かが持ち去った可能性が高いですよね。
でもまだマンションは建設中で誰でも出入りはできないはず。
そうなると可能性が高いのは、宇都宮ですかねー。
「由貴子を助けたい」「切り札は持ってる」というのが伏線なのかなって感じです。
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